「改善メニュー」

 

 

 いろいろな書物や、講演会、
インターネットなどで、いろいろな”発達障害改善法”を、
学ばせていただいています。

そして、そうした改善法は”人生総合改善法”に通じていることがよくわかります。

 

 いろいろな改善法を参考に、
その中の一部ですが、いろいろと実践させていただき、
効果を実感したり、出来なかったりといろいろですが、
実践することそれ自体を楽しんでいます。
今後もいろいろなメニューが増えることを楽しみにしています。

あくまでも、個人的に参考にしているものなので、

全ての人に適応するとはかぎらないと思いますが、

何かのヒントやきっかけになれば幸いです。

 

   (参考書籍)「アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク」

              (テンプル・グランディ、ケイト・ダフィ―著)

         ・「発達障害の治療法がよくわかる本」

              (監修 宮尾益知

                  国立成育医療センターこころの診療部

                  発達心理科医長)

         ・「発達障害の治療の試み」

              (マリア・クリニック院長 柏崎良子

               低血糖症治療の会理事長 柏崎久雄 著)

         ・「私は発達障害がある心療内科医」

              (星野仁彦 著)

 

         ・「アスペルガーとして楽しく生きる」

          「隠れアスペルガーという才能」

              (吉濱ツトム・発達障害カウンセラー 著)

         ・「発達障害の自分の育て方」

              (岩本友規 著)

         ・「うちの火星人」

              (平岡禎之 著)

                         ほか。

 

 

 

 

 ~いろいろな改善メニューの例~

 

 {1} 食事・・・・① 腸内環境の改善→乳酸菌

                 (腸内環境を整えるのに乳酸菌がいいらしい。

                  免疫力アップとなり、心身の健康に

                  良い影響があるといわれているようです。)
           ② 低血糖症対策

                (膵臓のインシュリンを普通以上あげるような

                 食事をとっていると低血糖症になる可能性が

                 あるようなので、”糖分”の摂りすぎを減らす)
           ③ 糖質制限

                 (糖質の摂取しすぎは、肥満や健康状態に

                  さまざまな影響を及ぼす。)
           ④ ローカーボ
           ⑤ グルテンフリー
           ⑥ 重要な栄養素

               (レシチン、糖鎖、マルチビタミン・ミネラル、

                DHA・EPA ほか)
           ⑦ 不足しがちな栄養素

               (ビタミンB群、ビタミンE、鉄、タンパク質ほか)

                     

  {2} 運動・・・・① 各種スポーツ、ウオーキング
            ② 太極拳

                (体の”力み”をゆるめる練習。

                 体の”力み”をゆるめると心の”力み”もゆるまり、

                 対人関係もスムーズに。)
            ③ 古武道  ④ 護身術
            ⑤ 合気道  ⑥ 空手道   ほか

 

  {3} 認知・・・・① 認知行動療法

               (ものの考え方(認知)の、

                非機能的な悪いパターンを自分で気づき、

                機能的な良いパターンに変えていく)
            ② コーピング
            ③ コーチング
            ④ 元気回復行動プラン「ラップ」

               (それぞれの人が、自分が元気になるための、

                自分用の生活の知恵や工夫を考えたものを

                集めておき、その時の状態に見合ったものを、

                リストから取り出して実践します。)

 

  {4} メンタルトレーニング・・・・

            ① マインドフルネス

              (「今、ここ」に在ることの実践。

                評価や判断をせず、今という瞬間に100%

                意識を向けた状態。)
            ② 腹式呼吸法   ③ 瞑想
            ④ 坐禅      ⑤ ヨガ

 

  {そのほか}・・・・ ① 指圧、お灸
             ② 森林浴
             ③ マッサージ
             ④ タッチセラピー
             ⑤ タッピング
             ⑥ 愛情ホルモン・オキシトシン
             ⑦ 緩消法
             ⑧ やさしい気功
                         ほか。

   {1}食事 ”私の栄養療法・心得”

 

   ・自分でしっかり調べて知識を得て、慎重に考えて実践。
   ・オーソモレキュラー療法や、
    栄養療法を実践されている医院の内容をしっかり学ぶ。
   ・ビタミン、ミネラル等、サプリメントの摂取は自己責任で行い細心の注意を。

   ・量や体調を考え少量からはじめ、体調の変化の様子を見る。
   ・ビタミンの前に重要な高タンパク質。
      (タンパク質不足だと胃や腸などの内臓の機能の働き方によっては、
       消化吸収力にも影響するので、ビタミン、ミネラル、
       も吸収できない場合がある。)

 

  ~以前、学んでいた基本のことを、改めて読み返してみました。~

      栄養医学セミナー(初心者)


(2016年3月5日) 初心者でも理解できる
最新の分子整合栄養医学セミナー(限定公開版)
        (臨床分子栄養医学研究会)
(動画内容案内)


「認識しておくべきこと」

① 情報は常に更新され・間違いは訂正される。
    ➡生命科学・医療の宿命
② 今日のセミナーでは「答」を見つけなくてOK。
    ➡治療や勉強につながる「ヒント」を得る。

③ メリット・デメリットを理解し、取捨選択する力を養う。
    ➡ドクターやカウンセラーの言われるままでなく、逆らうでもなく、
      自分の意見や判断基準を持つことが大事。

④ 持病がある場合は主治医の指示に従う。(標準医療の選択)
⑤ 何事も、0か100かではなくバランスを見る。


「大事なこと」
・ サプリや検査は手段であって目的ではない。
・ 様々な選択肢があることを知る。
・ 最終的な決断と責任は自分で。
        ⇓
  人生哲学や治療方針に合致しているか
  中途半端になるならやらないほうがいいかも・・・・


 「メリット・デメリットを理解する」
メリット・・・・① 自分の自然治癒力を高めることにより、減薬・断薬が目指せる。
        ② 従来の投薬治療と比較して、副作用がほとんどない状態で治療可能。
        ③ 対処療法にとどまらず疾患の根本的な治癒を図れる。
        ④ (治療が奏功すれば)心身共に健常人と同等レベルの健康状態に
          達することができる。

デメリット・・・① 基本的に自由診療(自費)の為全額負担となる。
        ② 検査結果の提示や根本的原因の特定、
           治療効果が現れるまでに時間を要する。
        ③ 生活・食事指導など自己管理以外に家族などのサポート。
        ④ 主治医の手腕に頼る部分も大きいため、
           患者自身による情報収集や勉強が必要になる場合がある。


「栄養療法の血液検査」
・ 身体の状況や栄養素の過不足を調べる。
・ タンパク質をつくる力  ・酵素が円滑に働いているか(ビタミン・ミネラル)
・ 抗酸化力  ・ 貧血  ・隠れた低血糖など・・・

           ”参考にさせていただいているブログ”
                  「精神科医こてつ名誉院長のブログ」                           

 

 

   宇宙食とサプリメント

 

 図書館で久しぶりに本を借りました。
2006年に出版された「病は危から」(監修・中原英臣)
という本でした。

 その中に「サプリ好きとクスリ嫌いの日本人」
~サプリ摂取、世界一位~の記事がありました。

 

 最近私はサプリメントに関心があり、
いろいろ試飲しているのでさっそく読んで見ました。
 (2006年頃の情報ですが)

 ~第2章医療より引用~
 「サプリメントはもともと宇宙飛行士たちの宇宙食である。
  宇宙飛行士は肉や野菜が食べられないので、
  NASAが最先端の技術で開発したサプリメントを摂取。

  そのため、サプリメントとは「健康補助食品」
  もしくは「栄養補助食品」という意味で、医薬品ではない。

 

  民間保険にたよるアメリカでは、セルフメディケーションの立場から、
  大量にサプリメントが利用されている。

  ところが、2004年度に日本の一人当たりのサプリメント購入金額
  (58ドル=約6000円)が、アメリカ(49ドル)を抜き
  「日本は世界一のサプリ好き」ということになった。」

 

 この本を読んで、さっそくアメリカと日本のサプリメントの違いを、
ネットで少し調べてみました。

 「アメリカのサプリメント」
   アメリカでは、FDA(食品医薬品局)の厳しい管理課の下で、
   品質管理において、世界の最先端のシステムを持っている。

   また、日本の薬事法にあたるDSHF(米・栄養補助食品教育法)
   も確立されており、食品と医薬品の中間に位置づけられている。
   FDA承認された本物のみが、製品として認められている。

 

 「日本のサプリメント」
   食品として、食品衛生法により規制されている。
   「栄養補助食品」毎日の食事の中だけでは不足しがちな
    栄養を補うために開発された食品の総称。

 

   「ビタミン・サプリメント」

 

以前からサプリメントは関心があり、
時々買って飲んでいましたが、サプリメントというものが、
どのような意味なのかを詳しく調べたことがなかったので、
今回ネット検索してみました。

 

 (ちなみに、以前のサプリの袋が残っていました。
①ビタミンC  ②ビタミンBミックス  ③マルチミネラル
④ブルーベリーエキス  ⑤レシチン  ⑥DHA・EPA  ⑦ナイアシン 

 なにごともあまり長続きしないので、
途中でやめて少し残りが入っていました。

 

 現在は、プロテイン・ビタミンB製剤・レシチンを試飲中。
来月からは、ビタミンB製剤をビタミンB―100に変更、ビタミンC、
ビタミンE、ナイアシンアミド、アイアン、レシチン、プロテインの試飲予定)

 

 「サプリメントとは」・・・健康食品に分類される食品。
                (栄養補助食品と呼ばれる。)
               ビタミンやミネラルなど健康の維持増進に
               役立つ特定の成分を濃縮。(錠剤やカプセル状に)

 「ベースサプリメント」・・・体に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸、など
 「ヘルスサプリメント」・・・健康維持・美容。イソフラボン、ローヤルゼリー、プロポリスなど
 「オプショナルサプリメント」・・・体調の回復。ウコン、マカ、グルコサミンなど

      ☆ 過剰摂取には要注意 ☆


 「アメリカ」
   医療保険制度が日本とは違い、
   病気にかかると高額な医療費が必要となるため、
   健康維持のためのサプリメントが幅広く普及。
 「欧州連合(EU)」
   EUではフードサプリメントの制度があり、
   区分としては、日本の医療部外品に近い。

 

   「プロテイン」

 

最近いろいろな栄養療法の情報の中で、
プロテインの効用を知り、さっそく試してみることにしました。
まず近所の店舗に見に行きましたが、
1キロ5000~6000円の商品が並んでいましたが、
予算オーバーなのであきらめ、360グラム1500円ほどの商品を購入し、
まずはお試し。

 

 すぐになくなったので、ネット通販を見てみることに。
数多くのメーカーの商品があり、値段もいろいろありました。
有名メーカー品も、1キロ4000円~5000円などがありましたが、
予算を考えて、2860円のにしてみました。(ホエイプロテインWPI)
有名メーカーの「WPCのホエイプロテイン」と成分量を比べてみましたが、
「WPI」なのでほとんどの成分の含有量は多いいものでした。

 

 今回は、予算的にもっと安いものを検討して、
おそらく最安値であろう、1キロ2160円(2袋の場合3600円)
の商品にしてみました。

 商品を注文するとき、ポイントが使えるようでしたが、
これまで使い方が分からず放置していたのですが、
今回初めて使い方に気が付き(数字を入力)、
結局千円余りで購入でき助かりました。

 

 次に、ビタミン類などのサプリの値段を調べてみました。
これまで店舗で買って飲んでいたサプリと、
栄養療法のサプリの違いはその含有量の違いですが、
高容量であっても、高額ではないことが分かりました。

   「三石理論と愛犬こてつ」

 

 先日読ませていただいた、
「うつ消しごはん」の著者・藤川先生(ふじかわ心療内科クリニック院長)の、
ブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」と、
フェイスブックに訪問させていただいています。

 

 ブログ「精神科医こてつ名誉院長のブログ」は、
”愛犬こてつ”のかわいい写真がたくさんのっていました。
フェイスブックでは、”愛犬こてつ”のプロフィール写真がむかえてくれます。

 著書”うつ消しごはん”の中で藤川先生は、
「三石理論の治療原則は、
高タンパク食+メガビタミン+スカベンジャー(抗酸化物質)です。
私は三石先生の書籍や資料、業績の全てを読み直して、
フェイスブックでも「自然治癒力の健康相談」を、
計39回記事としてアップしました。」
とありました。

 

 さっそく、私も「三石理論」を学んでみたいと思い、
先生のフェイスブックを訪問することにしました。
藤川先生のフェイスブックには、19819名の人がフォロー中でした。
学ぼうという姿勢の人がたくさんいるようです。
全ての記事を読ませていただくには、
だいぶ日にちがかかりそうですが、
少しずつでも読ませていただければと思っています。


   

 フェイスブックの”基本データ内”
    「ノート」より~

 ・分子栄養学(三石理論)+オーソモレキュラー、2019年
 ・症例、分子栄養学による治療、2019年、2018年
 ・生き方、医療
 ・分子栄養学(三石理論)+オーソモレキュラー、2018年、2017年
 ・(超基礎編)、分子栄養学

 ・三石巌:全業績―6、分子栄養学の健康相談
 ・鉄、タンパク不足の治療(2017年)
 ・私の書庫
 ・三石巌:全業績―7、ビタミンEのすべて
                              ほか。
 

  
      三石巌(1901年―1997年 物理学者)株式会社メグピー。
       健康維持に対する自主管理アプローチとして、
       三石理論(=分子栄養学)の礎を築く。
       生前は、ライナス・ポーリング博士とも親交があり、
       両者の主張はおおむね一致している。”

 

   ”私の栄養療法・参考書・資料等”

 

 ・「診たて違いの心の病」
     実は栄養欠損だった!
    溝口徹(新宿溝口クリニック院長)著
 ・「発達障害の治療と試み」
  「栄養医学ガイドブック」
    柏崎良子・著(内科小児科クリニック)
 ・「食事で治す心の病 パート2」
       大沢博・著(岩手大学名誉教授)

 

     ・「アスペルガーとして楽しく生きる」 
      「隠れアスペルガーという才能」
      「隠れアスペルガーさんの才能・仕事の見つけ方」(コミックエッセイ)
         吉濱ツトム・著 (発達障害カウンセラー)
     ・「発達障害の自分の育て方」
         岩本友規・著
           (ブログ:「発達障害の”生き方”研究所 Hライフラボ)

 

  ・「うつ消しごはん」
   「うつ・パニックは”鉄”不足が原因だった」
      藤川徳美・著 (精神科医・「ふじかわ心療内科クリニック院長」)
           (ブログ:「精神科医こてつ名誉院長のブログ」)

 

 

「オーソモレキュラー療法(栄養療法)とは」

新宿溝口クリニック 溝口徹院長
一般社団法人 オーソモレキュラー・JP代表理事
   (動画内容)

 個人個人、適切な食事をとっていただくことと、
栄養面の問題を、積極的に改善するためにサプリメントも使っていく治療法。
血液検査データを使い、栄養状態のチェック。栄養解析レポートの作成。

海外では、1960年代より、
精神疾患領域の治療として応用され始めました。
今では、その応用範囲は,
ほぼすべての医療分野に及ぶまでになりました。
我が国では、「栄養療法」・「分子栄養学」・「分子整合医学」とも称されます。


「オーソモレキュラー療法 : 歴史」

1960年代に米国のライナス・ポーリング博士、
カナダのエイブラム・ホッファー博士が提唱したもの。

・ポーリング博士(生化学者)・・・・1954年、ノーベル化学賞
 (ビタミンCの研究)
・ホッファー博士(精神科医)・・・・統合失調症に対するビタミン療法。

ポーリング博士がそのビタミン療法を知り、理論を体系化したのが、オーソモレキュラー療法。
現在では、欧米などで広く支持されるようになっている。


 

 「栄養医学ガイドブック」
           柏崎良子・著 より~

   著者 :1987年、内科小児科マリアクリニック開業。
         (日本で初めて低血糖症治療に、
          本格的に取り組み始める。)
       著書・「低血糖症と精神疾患治療の手引き」 ほか

  ”プロテイン”
    最も不足しがちな栄養素。
    プロテインとはタンパク質のことで、炭水化物、脂肪とともに三大栄養素の一つ。
    成人体重の55~65%は水分。残りのうち7~8割はタンパク質。

    「はたらき」・・・・全身の老化防止。  ・コラーゲンを作る。  ・脳の衰えを防ぐ。
              ・免疫力を高める。  ・ホルモンの材料となる。  ほか
    「不足すると」・・・・虚弱化。    
               ・老化、ストレスやウイルス・細菌に対する抵抗力の弱化。
               ・傷や病気の回復の遅れなど。

  ”ビタミンB₁”
    脚気の予防で知られた別名「力のビタミン」
    細胞にエネルギーを供給。
    脳神経の活性化。

    「不足すると」・・・・エネルギー不足症状。
                 (朝起きられない。集中力不足。眠気。
                  疲れやすい。生あくび。物忘れ)
               ・中枢神経障害  ・末梢神経障害  ・免疫力の低下。

   ”ナイアシン”
    以前はビタミンB₃とも呼ばれる。
    「はたらき」・・・・体内で多様な補酵素として活躍。
              セロトニンの合成に必要。
              精神を鎮める。
              幻聴や幻覚を抑える。

 ~低血糖症~
     低血糖症とは、血糖値が急降下したり、低いままとどまったりして、
     精神的、身体的にさまざまな症状を引き起こす病気。
     糖分の過剰摂取による血糖調整の不調。

     下がりすぎた血糖値を調整するために、
     アドレナリンなど6ー7種類のホルモンを分泌。
     カテコールアミンが精神・神経症状を引き起こす。

     「低血糖症における精神・神経・身体症状」
       ・攻撃的行動・うつ的衝動・感情の抑制ができない・幻聴幻覚の症状 ほか。
       ・手足の冷え・呼吸が浅い・立ちくらみ・集中力の欠如 ほか。

     ”現代食の中で低血糖症に結び付く要素”
        ・精製炭水化物の過剰摂取
        ・過食と脂肪摂取の過剰。


  

  「アスペルガーとして楽しく生きる」(吉濱ツトム・発達障害カウンセラー)著

 

 吉濱ツトムさんは、小・中・高校と自閉症、アスペルガーで
苦しんでこられましたが、自己改善に取り組むことによって、克服されました。
改善するために多くの書物を読み、実践した結果でした。
 その改善方法(改善メソッド)は、大変貴重で参考になりました。

 ”19歳、自己改善に取り組む”・・・・ローカーボ食事法  ・分子整合栄養医学
                       行動応用分析  ・認知行動療法
                       コミニュケーションのロールプレイング
                       運動療法   ・自律訓練法
                       スピリチュアル系の自己啓発

 ”数年後、「典型的な症状」が半減。26歳、社会復帰。
  現在、発達障害カウンセラーとして活動。”

 ”実践した自己改善の内容”
   (肉体と行動の改善法を大きく6つの項目に分類し、同時進行)

   ①生理学に基づいた健康法
      ・食事療法  ・骨格の矯正  ・ストレッチ

     「食事の内容」・・・・ローカーボ(糖質制限食)
                  (米、パン、麺、イモ、豆などの炭水化物、糖質を極力排除し、
                   代わりに肉、魚、卵など動物性たんぱく質を大量に摂る食事法。
                   日本での第一人者は、荒木裕先生「崇高クリニック」)

     「必須栄養素のサプリメント摂取」
        ビタミンB群・・・・「魔法の栄養素」と呼ばれている。
                  ・代謝異常の対策。  ・脳の神経系の改善
                  ・ミトコンドリアが活性化(疲れ知らず)

           ・アスペルガーの不足栄養分・・・・ビタミンB群、ビタミンE、鉄、
                                タンパク質、EPA(飽和脂肪酸)

  ②「環境を変えることで行動を変える」 (環境圧力)
                
  ③「行動を変えれば心も変わる」(行動療法)
      
  ④「ものごとを正しく受け止める (認知療法)


  ⑤「体を鍛える」 (肉体強化)

  ⑥具体的に生活の中に取り入れる(習慣化)
      この五つの項目を生活の中に取り入れていく。
      シチュエーションごとの非常時対策マニュアルとして、
      「この場合はこうする」というルールを確保しながら習慣化していく。



 {1} 食事    ⑦不足しがちな栄養素

 

 先日借りていた本、
「うつ・パニックは”鉄”不足が原因だった」(藤川徳美・精神科医 著)
を平成最後の日の昨夜から読み始めてみました。

 

 ”ヘモグロビンは財布のお金、フェリチンは貯金額”
 ”15~50歳の日本人女性の8割が”鉄”不足という事実”
 ”欧米を中心とした他国では、鉄分補給対策がある”
 
 ”赤血球の合成以外の”鉄”の役割”
  ・鉄は、神経伝達物質である、セロトニン、ドーパミン作成の際の補因子になる。
  ・ミトコンドリア膜にある電子伝達系には鉄が必須。

 ・フェリチン値30以下は鉄剤投与の適応

 ”鉄不足の症状”
  ・イライラしやすい  ・集中力低下  ・神経過敏  ・些細なことが気になる 
  ・立ちくらみ  ・めまい  ・耳鳴り  ・偏頭痛  ・節々の痛み  ・腰痛
  ・朝なかなか起きれない  ・疲れ      ほか。

 ”鉄不足解消”
  ・適切にセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンが分泌するため、
   感情が安定、思考が柔軟に。

 

 {1} 食事    ⑥重要な栄養素

 

 タンパク質がいいらしいということなので、試してみることにしました。
最近は高齢者は”お肉”を食べましょうという話をよく聞きます。
その時は”お肉”は胃にもたれて、
そんなにたくさんは食べれないなーという感想でした。

そこに登場するのが、タンパク質でも”プロテイン”というものでした。

 

 ”プロテイン”はスポーツ選手などが使うものというイメージがありましたが、
どうやら高齢者の筋力低下の防止や、
ドーパミン、セロトニンなどの材料として役立つとのことのようです。

そういうことであれば、いろいろ調べて試食をしてみることに。

 

 プロテインの種類は、動物性(牛乳タンパク)の、
「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」と、
植物性(大豆タンパク)の「ソイプロテイン」があるようです。

  

 「ホエイプロテイン」には、
「WPCのホエイプロテイン」と「WPIのホエイプロテイン」があり、
 「WPCのホエイプロテイン」は、
    ・タンパク質の含有率およそ70~80%
    ・比較的カロリー高め
    ・ラクトース(乳糖)が多く含まれる。
    ・必要な栄養素を残しておける。

 

 「WPIのホエイプロテイン」(分離乳清タンパク質)は、
    ・高純度のタンパク質含有率 85~90%
    ・ラクトース(乳糖)がほとんどない。
       (乳糖不耐性の人によい)
    ・吸収も早い

 

  「プロテインを飲むタイミング」
    ・トレーニング直後・・・運動後のリカバリー
                  「タラダのケア」「カラダづくり」
    ・おやすみ前(1時間くらい前)・・・睡眠中は成長ホルモンが分泌
    ・朝食・・・タンパク質の補充    など。


 前回は店舗で買った大豆プロテイン(360g)コーヒー味を試食してみました。
何となくよさそうでしたので、今回は通販で「WPIホエイプロテイン」を見てみました。
予算をおさえたいので値ごろをさがし、本で紹介もあった、
「WPIホエイプロテイン」1㎏3千円(送料無料)を切ったものにしてみました。

 味がついていないシンプルのものなので、
牛乳、豆乳、コーヒー、ジュース、スポーツドリンクなどに混ぜて試食。
ついでに、店舗で買った「鉄+葉酸」の顆粒スティックも試食。

 

 {1} 食事    ①腸内環境の改善→乳酸菌

 

 うちでは最近乳酸菌ブームとなっています。
腸内環境を整えることに、乳酸菌がいいらしいという情報を知り、
積極的に取り入れてみることにしました。

 

 腸内環境を整えることの大切さは、
”免疫力”の向上ということにあるようです。
”免疫力”によって身体の様々な機能によい影響があるようで、
健康という点では、その基礎となる重要なことのようです。

 

 また”心身一如”(身心一体)といわれるように、
身体の調子が、心の調子へ直接影響されることのようです。
”心”へのアプローチはなかなかやねこいものがありますが、
”身体”へのアプローチは結構楽にできるかもしれません。

 それは毎日自然の行為の”食べる”ということになるからでしょう。

 

 ”食”によって”身体”に影響があり、
”身体”の状態が”心”に影響を与えるとなると、
まず、身近な”食”を見直してみましょうかという発想となりました。

 

 ”食”からの自然摂取だけでは不足するもの、
それは、含有量の問題のようです。
効果を上げるためには、ある程度の含有量を継続的に取り入れることのようです。
そこで目についたのが、食べやすく、身近にあるヨーグルトや乳酸菌飲料でした。

 

 最近では、ネット上で多くの情報が検索できるので、
様々なヨーグルト、乳酸菌飲料などを調べてみました。
その中から数種類を選んで、継続してみることにしました。
今のところ小さな変化なのですが、小さな変化もけっこううれしいものです。
”継続は力”なようなので、ゆっくりでも続けてみることにしましょう。

 

  「腸内環境改善と健康」

 

 私のテーマの「発達障害の改善策」の一つとして、
「腸内環境の改善」がいいようですよとよく言われています。
また、「腸内環境の改善」は、

いろいろな心身の健康に深い関係があるようです。

そして、その中で乳酸菌の重要性が気になりましたので、
少し調べてみることにしました。

 

 ネット検索やユーチューブなどで腸内環境や、
乳酸菌のことをいろいろ見させていただくと、
これまで全く知らなかった最新の情報がいろいろありました。

そして、ますます腸内関係と免疫力、
乳酸菌などの関係性を知ることになりました。
同時に腸内環境を整えることの重要性を再認識しました。

 

 そして、わが身の腸内環境はどうなのだろうかと考えてみますと、
どうも良くないようです。
まず、腸内環境に良い食品の摂取量が少ないようです。
気をつけてはいるのですが、ついつい簡単な食事で済ませたりしていて、
あまりバランスが良いとは言えないようです。
それは、結果として現象に現れているようです。

   

 ネット検索では、いろいろな最新研究や、
新しい製品などの情報がたくさんありました。
その中で、腸内の善玉菌を応援する食品成分として、
①プロバイオティクス・・・ヒトの体に良い影響を与える生きた微生物のこと。
②プレバイオティクス・・・善玉菌のエサになり、
             善玉菌を増やして腸内環境を整える食品成分。
を知りました。

 

 また、バイオジェニックス・・・乳酸菌生産物物質とは、
                   ①体の外で善玉菌が作り出した物質
                   ②胃酸や胆汁にも負けず腸に届く
                   ③アミノ酸やペプチドなど多種多様な物質が含まれている
なども知ることになりました。

 

 ヨーグルトや乳酸菌なども、いろいろ開発され進化しているようです。

 ”予防医学”の考え方の進んでいるスウェーデンの様子を動画で見ました。
スウェーデンのスーパーマーケットの売り場には、
いろいろなヨーグルト製品が、広い棚のスペースにずらりと並んでいました。
朝の食卓風景には、いつもヨーグルトが用意されていて、
それは毎日の習慣になっているようです。


  「腸内環境を改善する食事の例」
    ・乳酸菌食品、発酵食品、植物繊維を摂る。
    ・ヨーグルト、キムチ、チーズ、納豆、味噌、醬油
    ・漬物、玄米、野菜、海藻、キノコ、オリゴ糖    など。

 

 {1} 食事    ⑥重要な栄養素

 

 年齢もすすんでくると、
だんだん脳の機能も衰えつつあるなーと、日々感じてくるようです。
ものわすれやうっかりは日常茶飯事となり、
だんだん生活にも支障をきたすのではと、心配になりつつあります。

 

 認知症や成人病など、もはや”運”の当たりはずれではないだろうかと、
感じるほど身近に感じることとなりました。
いつ”当選”となっても仕方ないかなと思いつつ、
少しでも”当選”しないように、避けようといろいろ考えてみるもののようです。
そこで、最近気になる”脳の栄養”などを調べてみることにしました。

 

 ”脳の栄養”でもっとも気になるのが”レシチン”。
”レシチン”は、細胞膜の主成分でもあり、
脳神経や神経伝達物質の原料で、減少すると記憶力の低下や、
認知症の発症リスクを高めるといわれているようです。

 レシチンは体内で脳神経伝達物質の一つである、
アセチルコリンという物質に変換。
アセチルコリンの減少を防ぐことが、認知症予防になるといわれているようです。

 

 また、なんとなく疲れが取れない、イライラする、
生活習慣病が気になるといった場合は、
食べ物からレシチンがしっかり摂れているか確認して、
足りなければ補ってみるのもいいのではといわれているようです。

 レシチン</span>は大豆レシチン(大豆、豆腐、納豆などの大豆製品)と、
卵黄レシチン(卵黄)に多く含まれ、
そのほかに、鶏レバー、牛肉赤身、豚肉ベーコン、枝豆、
ホウレンソウ、アスパラガス、パセリ、ブロッコリー、イチゴなどに含まれる。

 

 また、レシチンと一緒に摂取することで脳の活性化をより高めるものとして、
必須アミノ酸”があるようです。
アミノ酸は神経伝達物質の材料となる成分で、
必須アミノ酸の一つであるトリプトファンはセロトニンの材料。

 ほかに、アセチルコリン、セロトニン、ドーパミンなどの
神経伝達物質の生成には、ミネラルが必要。
ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンB1、ビタミンB2は
脳の機能を活性化するために必要な栄養素。
DHA・EPAは、血流を促進。

 

「神津健一先生から 賢脳食品(レシチン・糖鎖など)のわかりやすいお話」
   (動画より)

 

予防医学・代替医療振興協会 理事長
医学博士 神津健一先生

 

「賢脳食品ベスト3」
1.レシチン
2.糖鎖
3.マルチビタミン・ミネラル

+マルチミネラルまたはDHA・EPA(魚の油)

 

 分かりやすくたとえで言うと、「あなたは、水戸黄門」だと思ってください。
水戸黄門さんは、1人では心細いところがあります。
そこで必要なのは、助さん(レシチン)、格さん(糖鎖)
それにお銀さん(マルチビタミン・ミネラル)がいると心強いのでは・・・・・

 

 もう1人ぐらい足りない時、弥七(DHA・EPA)がいると心強い。

なぜレシチンと糖鎖が助さん格さんになるかというと、
生きる上で、人間にとって根底にあるのがレシチン。
レシチンが細胞の膜の50%を占めている。

 

 そして、そのアンテナが情報をキャッチして、
素早くレシチンという神経伝達物質に情報を伝えて、
この助さんと格さんがセットして悪に向かって立ち向かう。

その時に、少し心細い時に、お銀(マルチビタミン・ミネラル)や
弥七(DHA・EPA)を加えるといいのではないでしょうか。

 

 {1} 食事    ③糖質制限

 

 人生最終コーナーの”テーマ・ビジョン”の”発達障害の研究”で、
最近、コミックエッセイ本という新しい分野に出合いました。
先日、コミックエッセイ本の、
「アスペルガー症候群の”そうだったんだ!”が分かる本」
 西脇俊二(精神科医) 著、イラスト・アベナオミを、読んで見ました。

 

 コミックエッセイは大変読みやすく、わかりやすいものでした。
(最近、眼も衰えてきたので、読みやすくありがたいものでした。)
内容の中で、「減糖とビタミンB6摂取を心がけよう」などや、
具体的な対応法などの説明も大変参考になりました。

 

 西脇先生は、糖質制限などを用いて、
がんや難病などの治療も行われておられるとのことですので、
さっそく、ユーチューブでの発信を、いろいろ見させていただきました。

 

 ”糖質制限との出会い”
   10数年前、「断糖宣言」(荒木裕・著)を読み、体験入院。
   その後、糖質制限の本を読み研究。
      (後に、がん治療で、高濃度ビタミンC点滴と糖質制限を合体させる。)

   当時は、精神病院の勤務。(精神科医)
糖質は肥満や精神病など、体に様々な悪さをする。
糖質制限は、精神症状に使えるのではないかと考える。
糖質制限が効果を発揮する。

 

  ”糖質制限の効果を自分の体で実験”
     3か月で17kg減。
     体脂肪30%→8%。

     実践内容・・・・糖質制限。 油の制限。 肉は鶏肉(ささみ、むね肉等)
              筋トレ。有酸素運動(ランニング)
              代謝をよくするために水を飲む。
       「成功の要は、”糖質・悪いもの”と自己洗脳すること。」
           (潜在意識に植え付ける)

 

    ”甘いもの、おいしいものの食べすぎに注意”
       甘いもの、おいしいものは糖質を多く含み、
       糖質を摂ると脳内にβエンドルフィン(快楽物資)が出る。
       習慣性となり、ついつい食べすぎとなりますが、要注意。

  
  
 「海外と日本の発達障がい・自閉症・アスペルガーの児童教育の違い」
    欧米には、自閉症・アスペルガー専門の教育機関がある。
    イギリスの自閉症協会が提唱しているのは、「SPELLアプローチ」

   ”SPELLアプローチ”
      「S」・・・・構造化 
             (状況やタスクの内容を具体的に定義しておく。)
      「P」・・・・肯定的なアプローチや期待。
             (子どもたちの気持ちを肯定的にとらえる姿勢。)

      「E」・・・・共感
             (子どもの気持ちに寄り添うように視線を揃えて、共感してあげる。)
      「L」・・・・刺激を少なく
             (アスペルガーは五感が敏感)
      「L」・・・・連携
             (学校や地域社会等の連携。それを継続することが重要)

    ・児童の学習スペースを区切り、周りからの刺激を少なくする。
    ・指示やルールは文字化する。
    ・高校では、オフィスに似せた教室で社会訓練も行っている。

  
  「アスペルガーが医療機関での診断が難しい理由」

    ”アスペルガーに、どう対応すればよいか”
      ・アスペルガーの方には、口頭指示を減らし、メモやマニュアルで指示するとよい。
      ・あいまいな会話や指示ではなく、具体的に伝えることが大切。
      ・社会生活が負担、ストレスを抱えがち。
       日常的にストレス解消が重要になってくる。

    

  「アスペルガーを改善・コンディションを整える方法」
        ・「適切な食生活」と「適度な運動」
          アスペルガーには、糖質制限が有効。
          糖質が交感神経を刺激する。
          緊張状態は、アスペルガーにかかわらず健康に良くない。
          有酸素運動で得られるβエンドルフィンで、リラックス状態になることができる。

   

    ”病院選びには注意が必要”
       二次障害(うつ病、不安性神経障害症、パニック障害、統合失調症等)
       が出ている場合は、心療内科や精神科へ。

      「心療内科」・・・・・以前は、うつ病の人の多くは、内科で受診していた。
                 そこで、内科と精神科の間の「心療内科」ができた。
                 内科の医師が心療内科になったり、
                 精神科の医師が心療内科になったりしている。

                 又、日本の医師免許はなんにでも使えるので、
                 他の科の医師が精神科にもなれる。


             著書・・・・「発達障がいの子どもの気持ちに寄り添う育て方」
                   「断糖のすすめ」
                   「自分の”人間関係がうまくいかない”を治した精神科医の方法」
                                                   ほか。)

 

  {3} 認知    ①認知行動療法

 

 発達障害改善に「認知行動療法」がいいらしい、
という話をよく耳にしますので、”小さな集い”用の参考資料として、
以前の記事などを読み返してみました。
アメリカの「我自閉症に生まれて」の著者テンプル・グランディンさんも、
「認知行動療法」を取り上げておられました。
何か良いヒントが見つかればと思っています。


 「認知行動療法」とは?
ものの考え方(認知)や、
心の病気になりやすい非機能的な悪いパターンを自分で気づき、
機能的な良いパターンに変えていこうというもの。

・ ストレスが病態維持に果たす役割
  ・ 気分障害、不安障害、心身症などに対しては、
   ストレスマネジメントが不可欠。
    (現実の問題を明らかにして、それを解消していく、
     認知行動療法が代表例になります。)
 
  ・ 気分障害・不安障害
    ・ ストレス → 大脳辺縁系 → 脳の機能的障害
  ・ 心身症 
    ・ ストレス →  生体機能調節系

○ 対応
 ① 生活習慣の是正
 ② リラクセーション法  
  具体的な方法
    ・ 自律訓練法 ・ 自己統制法
    ・ 腹式呼吸法 ・ 呼吸を数える方法

  リラクセーションも毎日続けていくことがとても大事。
  たとえば、毎日寝る前に5分、腹式呼吸でゆっくり
  体の力を抜くようにして、1日たまったストレスを
  整理する習慣をつけていく。
  
  そうすると、リラクセーションが自分の中にたまってくる。
  (リラックス貯金)
  そうすると、ストレスに強くなり抵抗力がついてくる。
③ 認知行動療法
④ 東洋的治療法
  ・ 森田療法・ 内観療法
  ・ 絶食療法・ 気功法 ・ マインドフルネス

 

 

○ マニュアル
① 私たちの気持ちや行動は、その時に頭に浮かんだ
「考え」(認知)によって影響されます

② その受け取り方、考え方が「認知」
その時に頭に浮かんだ考え・イメージ(自動思考)に
目を向けることで、自分がどのような受け取り方をしているか、
それを把握することができます

③ そこに目を向けてカウンセリングをおこなうのが、
認知療法・認知行動療法


「認知行動療法
自動思考の10の思考パターンとは?」

自動思考のポイント 10パターン

① 全か無か思考・・・・・物事を白か黒かのどちらかにとらえてしまう考え方。
                グレーがなく、100%できないと失敗と考えてしまう。
② 一般化のしすぎ・・・・・たった一つの良くないことがあると、
                 世の中のすべてがそうなんだと、とらえてしまう。  
③ 心のフィルター・・・・・たった一つの良くないことを、ずっと考えてしまう。


④ マイナス化思考・・・・・全ての出来事に、マイナスの解釈を加えて判断。
⑤ 結論の飛躍・・・・・自分にとって、不利で悲観的な結論を出してしまう。
⑥ 拡大解釈と過小評価・・・・・自分の失敗や短所は過大に考え、
                    成功や長所を過小評価してしまう。


⑦  感情的決めつけ・・・・・理性ではなく、感情や気分をもとに物事を判断。
⑧ すべき思考・・・・・ ~すべきだ、 ~しなければならない
⑨ レッテル貼り・・・・・自分はダメな人間.なのだと極端なレッテルを貼る。
⑩ 個人化・・・・・自分に関係ないことまで、自分に関連づけてしまう。


「今、自分がこの10のパターンの中の、
どれを当てはめて考えているのかに気が付くと、
自分の思考のクセが見えてくるので、それを少しづつ変えていく。」

 

  {3} 認知    ④元気回復行動プラン「ラップ」

 

 元気回復行動プランWRAP(ラップ)は、
アメリカのメアリー エレン コープランドさんの発案です。

それぞれの人が、自分が元気になるための、
自分用の生活の知恵や工夫を考えたものを集めておき(道具箱)、

いろいろな場合に使っていくことになります。

 

 WRAP(ラップ)は、誰のために役立つか?
WRAP(ラップ)は、現在の状態を自分なりに改善したい
あるいは、もっと人生を楽しみたいと思っている人なら、
だれでも用いることができます。

 

 元気回復のプランづくりは、まず「元気に役立つ道具箱」を作ります。
この道具箱に入るのは、元気を保ち、又調子が悪くなってきたと感じた時に、
元気回復するのに役立つ技法や方法のリストです。

その時の状態に見合ったものを、リストの中から取り出して実践します。

 

「リスト 一例」
・ リラクゼーション   

・ 雑記帳をつける

・ 運動・散歩・読書

 

・ 創作、娯楽、励みになる活動

・ 栄養と食事に配慮
・ 光を浴びる   

 

・ 深呼吸のエクササイズをする   

・ 温パック、冷パック

・ サポートグループに参加   

 

・ いい気分になるものを身に付ける
・ 自分が達成したことのリスト作り   

・ 何か笑える面白いことをする

 

・ 今現在、起きていることに集中し、感謝すること

・ 音楽を聴く、楽器を演奏、歌を歌う
・ 祈りや瞑想など、何らかの別の精神性のコミニュケーションをとる

 

 「WRAP(ラップ)とは」

・元気になるための生活の工夫を整理して、
 「元気に役立つ道具箱」(ノートなどに書いておく)を作り
 自分の調子の悪い時などに、その中から選んだ行動を実行に移します。
 自分で自分自身をより良い状態に導く方法」(セルフプラン)

 

・特長・・・・① 自分自身で作り出したもの(セルフプラン)なので、
         自信が持て、愛着もわき継続する力となる。
       ② 行動を実行に移すというプランであること。
          (体で身に付けた感覚は、大きな力になる)
       ③ 「道具箱」(ノートなどに記入したもの)を、絶えずそばに置いておくことにより、
          すぐに見ることができ、すぐ実行することができる。

 

  「リカバリーに大切なこと」
1、希望
2、責任を持つこと
3、学ぶこと
4、私の権利を守ること
5、サポート

  

 

  {4} メンタルトレーニング  ①マインドフルネス瞑想

 

  ”マインドフルネス瞑想と禅”

 

 以前、テレビでストレス対処法の番組での、
「マインドフルネス」を興味深く見ました。
私が、「マインドフルネス」を知ったのはまだこの最近でした。
ブログを書き始めて、いろいろリラックス法などをネット検索しているときに見ました。

なにか、長い間やってきた座禅に似ているなーという印象でした。
その後、ユーチューブでの内容を記事に書きながら、
だんだん興味がわいてきました。

 

 マインドフルネスの源流は、瞑想で悟りを開いたお釈迦さま。
それが、中国から日本に「禅」として入ってきました。
仏教の止観の瞑想法、「禅」や「~道」と同じ東洋思想がベース。
欧米にも伝わり、「マインドフルネス」という名前で日本に逆輸入してきました。

   
  

 どうりで似ているはずです。
違う点は、宗教色を除き、心理療法に特化したということのようです。
内容、スタイルが、シンプルでコンパクトという印象で、
とても親しみやすい感じがしました。

さすが欧米の方は、発想がすごい。
合理的で、シンプル、そして何より、
実際的な効果(効用・利益)の科学的実証による証明。
たしかに効果がなければ広まらないでしょう。

テレビでは、ストレスによる心身や脳の破壊の、科学的な説明をしていました。
その破壊を止める技術が、ずいぶん昔からの「瞑想」というものであったと、

最新科学がやっと追いついてきたということのようです。

 

 


「1日10分で自分を浄化する方法、
    マインドフルネス瞑想入門」(吉田昌生著より)~

「マインドフルネス」とは?・・・・2500年前ブッダが教えた
                   「人生の苦悩から解放されるための心のトレーニング法」を、
                   そのエッセンスの部分を抽出して、現代人のために、宗教色を無くし、
                   誰でもできるようにデザインされたもの。

 ・サティ、念、気づき  
 ・評価や判断をせず、今という瞬間に100%意識を向けた状態 
 ・気づく力を高めることができる

 

 「8週間の瞑想を実践することで脳の構造が変わる?」   
EQ(こころの知能指数)が高まる。・・・・「島」や「前頭前野」の厚みも増し、血流がよくなって
                     「自分や他人の思考や感情の動きを対象化して理解する力」が高まる。

”不安や恐怖などに関連する「偏桃体」は縮小して”、
「イライラや不安が抑えられる」=自制心、自己コントロール力、共感力UP。

「マインドフルネス瞑想の効果」・・・・ストレスからの解放  ・明晰な思考  
                  ・集中力  ・創造的思考  ・思いやり


  「マインドフルネス実践のポイント」

① 今、ここ・・・マインドフルネスでは、「今、ここ」に在ることの実践。
          瞬間瞬間、刹那

② 何もしない・・・唯一することは「何もしないこと」

③ ジャッジしない・・・・マインドフルネスでは一切の評価や判断をしない
              ・快、不快と分けない
              ・考える(理性・知性)→感じる(感性)

④ 受け容れる・・・マインドフルネスでは否定も肯定もせず受容する 
            ・不快な感覚や感情、思考も客観的に観察し続ける

⑤ 毎日意識する・・・実践することで、マインドフルネスの筋肉が鍛えられる。

 

 実践には2種類あります。
   ・正式な練習=瞑想やヨガ 
   ・日常生活の練習=傾聴、食べる瞑想、歩く瞑想

 "坐り方の例”
   ・あぐら  ・半蓮華座  ・蓮香華座  ・正座  ・椅子座  ・仰向け
 ”姿勢・呼吸”
   ・背筋を伸ばし、全身の力を抜いて、ゆっくりと呼吸。

                         

 

 ”起業家・企業が続々と瞑想を実践するワケ”
    
   スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、松下幸之助、 稲盛和夫、
   井深大等のトップ経営者が瞑想を習慣にしていることは有名ですが、
   さらに、チームワーク、リーダーシップに関心のあるビジネスパーソンが
   次々にマインドフルネス瞑想を実践するようになってきました。

   仕事上のストレスが軽減され、健康管理コストの抑制が期待でき、
   さらに組織全体のチームの創造性を高め、イノベーションを起こす手法として。

   「社内プログラムとして採用」・・・・グーグル、インテル、アップル、ジェネラル・ミルズ
                     IBM、マッキンゼー、P&G、GM、BASF(ドイツ)
                     リーボック、スターバックス、米ヤフー、ゼロックス、他。

 

  {2}  運動   ②太極拳

 

 「対人関係に効果的な体の使い方」

 

 最近見させていただいている動画で、太極拳のやわらかさが、

対人関係に応用でき、効果があることを学びました。

こうした考えを持たれたのは、先生自身の体験によるものだということが、
プロフィールを読ませていただき理解できました。
 
   (「自分自身が幼少期より人見知りで、
   他者と向き合うことを苦手としてきたことから、
   現在は対人関係に効果的な体の使い方を主に提唱」と、あります。)


    「対人関係に効果的な太極拳マインドセット」 
              (動画より~)

 ”太極拳と(日常の)対人関係について”

  (「エゴの押しつけ」
    お互いのエゴの押しつけによって、人間関係は悪化。)

  ”太極拳の練習”・・・・体の”力み”をゆるめる練習。
                体の”力み”をゆるめると”心の力み”もゆるまり
                対人関係がスムーズに行える。
           
                ”力み”をゆるめ、ゆったりとしていると、
                相手のエゴも、ゆったりと柔軟に受け流していくことができる。

             「胸郭を緩める練習」
                柔軟に受け流すには、胸郭を緩める。
                 (フ~と息をはいて、ゆるめる)

             「中心軸をもつ練習」
                 中心軸をもつと内面の安定にもつながってくる。
                 中心軸・・・・腹、丹田
                         地に足がつく。

                 下半身のゆるみによって、地に足がつきやすい。
                 呼吸を深くすることによって、丹田に意識がおちる。
                   (対人関係でも、肚が坐っていると、
                    落ちついていて、物事に動じない。)

 ”対人関係に重要なこと”
    繊細に相手を感じとる。
    会話の中で、相手の意図するものをくみ取っていくことに通じる。

    繊細に相手を感じ取り、柔軟に受け入れて、
    自分の考え方は保ちながら、お互いの調和を保つ。
       (太極拳の中の”推手”は、
        相手にふれた時に、相手を感じる練習)

  (陰陽)
    相手が押してきている時、押し返すとぶつかる。
    相手が押している時は、ス~と吸収するように受け止めて流す。

  (柔軟な心身を養う)

 

 

 

       

 

  {1} 食事    ② 低血糖対策と栄養医学

 

昨日、ネット通販で注文していた本「発達障害の治療の試み」
(マリヤ・クリニック院長 柏崎良子。
 低血糖症治療の会理事長 柏崎久雄。 著)
が届きましたので、さっそく読んで見ました。

 

”検査を基にした分子整合医学による内科的治療”とあります。

 医学の専門的な内容も多くありました。
著者紹介では、マリヤ・クリニック院長の柏崎良子先生は、
精神障害の内科的治療として、機能性低血糖症の治療
1987年から取り組み、2006年から発達障害の治療に取り組む。
分子整合栄養医学を日本で最初に採用した内科医院、とあります。

    分子整合栄養医学・・・・アメリカのライナス・ボーリング博士
                   ”ノーベル化学賞、ノーベル平和賞受賞”
                   により、「ビタミンなどの栄養素と生体内物質による治療」
                   を提案されたもの。

                   ボーリング博士にビタミンの至適量投与による治療の定義を
                   知らせたのが、精神科医のアブラハム・ホッファー博士。
                   (機能性低血糖症の研究。統合失調症の治療)
  
 一般的には「発達障害の治療は無い」
と言われていますので、大変関心の深いものがあります。
医療の専門的な内容は難しそうなのですが、
一般的な食事改善につながる内容などは、
いろいろ参考にさせていただければと思いました。

 

 たとえば、改善に役立ちそうなこととしては、
腸内環境の改善に乳酸菌など。
貧血の改善には鉄分、プロテインなど。
解毒機能の強化として、総合ビタミン・ミネラルなど。
エネルギーを作るサポートに総合ビタミン・ミネラル、プロテインなど。

  

 「症状改善に向けて、食事や生活で気を付けること」
では、
  ①甘いものを極力控える。  ②よく噛んで食べる。
  ③グルテン・カゼインの除去  ④少量頻回食
  ⑤消化の良いタンパク質をしっかりとる

  ⑥質の良い油を摂る。(EPA、DHA)
  ⑦回転食(可能な限り、種類を変えてタンパク質を摂ること)
  ⑧繊維の多い食物を摂ること。(野菜、海藻類、キノコ類など)
  ⑨ニンニクを料理に使う。  ⑩腸内環境改善

  ⑪抗酸化
     ビタミンAの多いもの・・・・レバー、うなぎ、かぼちゃや緑黄色野菜。
     ビタミンEの多いもの・・・・ナッツ類や魚介類。オリーブオイルなどの良質な油。
     ビタミンCの多いもの・・・・野菜、くだもの、豆類
  ⑫グルタミンの摂取

 

 「低血糖症を予防する食生活の注意点」として、
    ①玄米、胚芽米、全粒粉パンなど、精製されていない穀物を食べましょう。
      未精製の穀物は、吸収がゆっくりなので血糖値を急上昇させません。

    ②白砂糖は血糖値を急激に上昇させるので、甘いお菓子や、
      清涼飲料水は避け、果物も量は控えめにしましょう。
    ③インスタント、レトルト、冷凍食品などは、ビタミン、ミ
      ネラルの不足を招くので避けましょう。
    ④化学調味料や、食品添加物を極力避けましょう。

    ⑤コーヒー、紅茶、チョコレートなど、カフェイン類は
      副腎を刺激するので、さけましょう。
    ⑥食事は少量頻会食にして、食後2~3時間くらいに間食を取り入れる。
      間食は、甘くないもので、高たんぱく質食品。(乳製品、豆乳、ナッツ類など)

    ⑦タマネギ、長ねぎはインスリン様性質が含まれて、
      膵臓の負担を軽くするので摂った方が良いです。
    ⑧落ち着いてユックリよく噛んで食べましょう。


 

       栄養医学の知識・歴史


「分子整合栄養医学の基礎知識」1~3
(動画より~)

「分子整合栄養医学とは」 
 身体が必要とする栄養素を至適量用いることで、
  ・健康を維持する
  ・身体の機能を高める
  ・病気を改善、症状を和らげる等の医学的効果を狙う

「栄養療法の基本」 
 ・身体の状態を知る(既往、生活環境、家族、問診、各種検査
 ・食生活  ・生活習慣  ・運動 ・ストレスをためない工夫  ・解毒力
      ⇩
  (糖質制限をして高タンパクな食事をし、血液検査の結果から、
   やみくもにサプリを大量摂取するのが栄養療法ではない)


「分子栄養医学の創始者」 

 ・ライナス・ポーリング(1901年ー1994年)  
   アメリカ人化学者・・・・ノーベル賞を2度受賞(化学賞・平和賞)
   
     個々の分子機能を適切に整えることで、精神病の改善を図る治療法を確立。
    1968年、サイエンス誌にて、オーソモレキュラー精神医療を正式発表。
    1970年代に、癌患者や風邪治療にビタミンCが効くとして一大旋風を巻き起こす。

 

 ・エイブラハム・ホッファー(1917年ー2009年)  
    カナダ人生化学者・精神科医

     精神疾患では脳内の物質変化がかかわっているとして、
     統合失調症にはナイアシン(ビタミンB₃)が有効であることを発表。
     カナダの統合失調症協会の会長でもあったがその座を追われ、
     ボーリングとの交友関係を経て、オーソモレキュラーの普及に絶大なる貢献を果たした。


「日本での発展」
 ・三石巌 (1901年―1997年 物理学者)株式会社メグビー  
   健康維持に対する自主管理アプローチとして、三石理論(=分子栄養学)の礎を築く。
   生前は、ライナス・ポーリングとも親交があり、両者の主張は概ね一致している。

 ・金子雅俊  (分子栄養学研究所) 
   ライナス・ポーリング研究所にて直接指導を受け、日本国内に分子栄養学の概念を持ち込み、
    「分子整合栄養医学」の普及に寄与。
   血液検査に基づき、生体状況と欠損栄養素を推測する方法論を確立。

 ・森山晃嗣  (NPO法人がんコントロール協会、ボタニック・ラボラトリー株式会社)       
         ロジャー・ウイリアム博士の、「生命の鎖」という栄養バランス理論に感銘を受け、
    正常分子栄養学(=栄養療法)をほぼ独学で、34年間研究してきた草分け的存在。

 ・佐藤章夫  (栄養医学研究所 所長) ブログ「臨床栄養士のひとり言」   
    栄養療法を実践する米国タホマクニック院長ジョナサン・ライトに師事。
    サプリメントによる最適な健康づくりの啓蒙と、研究活動を展開。

 ・山田豊文  (杏林予防医学研究所)    
    ライナス・ポーリングが提唱する分子整合栄養医学の理論に共感し、
    細胞のコンディションを極限にまで高める「細胞環境デザイン学」を確立。
    1980年代から、体内のミネラルバランスを測定する毛髪分析をいち早く日本に導入。

 

 {食事}  ① 腸内環境の改善

 

私のテーマの「発達障害の改善策」の一つとして、
「腸内環境の改善」がいいようですよとよく言われています。
また、「腸内環境の改善」は、いろいろな心身の健康に深い関係があるようです。

 

 そして、その中で乳酸菌の重要性が気になりましたので、
少し調べてみることにしました。

 ネット検索やユーチューブなどで腸内環境や、
乳酸菌のことをいろいろ見させていただくと、
これまで全く知らなかった最新の情報がいろいろありました。

 

 そして、ますます腸内環境と免疫力
乳酸菌などの関係性を知ることになりました。
同時に腸内環境を整えることの重要性を再認識しました。

 そして、わが身の腸内環境はどうなのだろうかと考えてみますと、
どうも良くないようです。

 

 まず、腸内環境に良い食品の摂取量が少ないようです。
気をつけてはいるのですが、ついつい簡単な食事で済ませたりしていて、
あまりバランスが良いとは言えないようです。
それは、結果として現象に現れているようです。

    

 ネット検索では、いろいろな最新研究や、
新しい製品などの情報がたくさんありました。
その中で、腸内の善玉菌を応援する食品成分として、
①プロバイオティクス・・・ヒトの体に良い影響を与える生きた微生物のこと。
②プレバイオティクス・・・善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を整える食品成分。
を知りました。

 また、バイオジェニックス・・・乳酸菌生産物物質とは、
                   ①体の外で善玉菌が作り出した物質
                   ②胃酸や胆汁にも負けず腸に届く
                   ③アミノ酸やペプチドなど多種多様な物質が含まれている
なども知ることになりました。

 

 ヨーグルトや乳酸菌なども、いろいろ開発され進化しているようです。

 ”予防医学”の考え方の進んでいるスウェーデンの様子を動画で見ました。
スウェーデンのスーパーマーケットの売り場には、
いろいろなヨーグルト製品が、広い棚のスペースにずらりと並んでいました。
朝の食卓風景には、いつもヨーグルトが用意されていて、
それは毎日の習慣になっているようです。


  「腸内環境を改善する食事の例」
    ・乳酸菌食品、発酵食品、植物繊維を摂る。
    ・ヨーグルト、キムチ、チーズ、納豆、味噌、醬油
    ・漬物、玄米、野菜、海藻、キノコ、オリゴ糖    など。

  「おしゃべりな腸」

    ジュリア・エンダース(ドイツ・微生物衛生学研究者)著
                        (サンマーク出版)

   ”著者は子供のころからアレルギーで、皮膚炎に悩まされる。

   思春期の頃、自分の問題は皮膚ではなくて、
   お腹の中に問題があるのではないかと直感して、グルテン立ち(小麦立ち)をし、
   発酵食品をいっぱい取って、腸の中のバクテリアを変えてみようと実践。

   その結果、皮膚炎が治り、腸の勉強の道に進む。”

 

  ”腸の仕事”
     小腸・・・・7m以上のトンネル世界。

      ・食事とは体にとって疲れる出来事で、
       脳に、ぐったりするよう腸から依頼が行きます。
         (血液を消化吸収作業に向けるため)

     ・すぐに小腸から吸収されるものの一つに、”糖”があります。
      たくさん”糖”を吸収すると、血液中にあふれ出し、
      血糖値の平均を保つことが難しくなって「糖尿病」に。

 

          (”発生学者・・三木博士”
          「意識を生んだのは”脳”である。心を生んだのは腸である」

           不安を生じたりすると、脳は交感神経を使い、
           腸にエネルギーを借りたいと申し出ると、
           腸は消化のためのエネルギーを脳に回す。

           脳と腸の連携がうまくいかないと、ストレスになっていく。
           そして、それが心の病に繋がっていく。 整腸が重要。)   

 

       「腹をくくる」
       「腹を据えてかかる」
       「腹の虫の居所が悪かった」
         (腸の内臓表現ではないだろうか?)

  ”腸内フローラ” 
       ・腸の中には一千種以上の細菌が生きている。(腸内フローラ)
       ・消化・分解等のほか、外から栄養素が入ってこない場合は、栄養を作り出す。
       ・栄養の90%は食べ物、残り10%はフローラが作ったもの。

 

  "ジュリア・エンダースさんのテーマ”
      「心の病気は、腸の病気と直結しているのではないだろうか?」
      「腸を元気にすれば、人類が抱えている
           多くの難問を解決出来るのではないか?」
                 (推薦している発酵食品の中に、日本の味噌・醤油があります)  


 

 

 「NHKスペシャルで話題 腸内フローラとは?
     腸内細菌研究の権威が語る真実とは?」
                 (動画まとめ)

 

 ”腸内フローラって何だろう?”    
   「腸内フローラとは」・・・・腸内に生息している細菌の生態系のことです。
                   フローラ=お花畑 (お花畑にはいろいろなお花、
                          腸内にも様々な細菌が生息しているイメージ)

                  ・この腸内フローラが、がん・糖尿病・肥満・アレルギー・肌のシワ
                   さらには性格まで左右するという研究が進められているのです。

    「腸内細菌の規模」・・・・数量 : 約100兆個
                   種類 : 約1000種類
                   重量 : 約1.5kg

    「腸内フローラは大きく分けると」・・・・善玉菌・悪玉菌・日和見菌があります。(バランスが大事)
                              (善玉状態➡健康状態)

    「善玉菌を増やすには」・・・・善玉菌のエサになる食品を食べる➡食物繊維・オリゴ糖
                       ・ごぼう・玉ねぎ・アスパラガス・大豆
                       ・納豆・海藻類・オリゴ糖を含むヨーグルトなど。
 

 

 ”腸内細菌の働き”   
    ・食べた食物(エネルギー)を消費する。
    ・有害物質や発がん物質を分解して捨てる。
    ・有害菌や病原菌の攻撃を防御。
   
    ・ビタミンやホルモンを作る
    ・血管に付着した悪玉コレステロールを取り除く。
    ・免疫力を高める   ほか。

  「悪玉菌の増える理由」・・・・食生活・疾病    ・加齢・ストレス
                    ・抗生物質投与    ・薬物投与
 
  「腸内細菌の乱れ」・・・・アレルギー   ・がん・高血圧
                 肝機能    ・感染・動脈硬化

 
 ”腸内細菌にいい食べ物”・・・・キダチアロエ   ・根コンブ   ・バナナ
                    シイタケ   ・ごぼう   ・ニンジン   ・リンゴ